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20141年 · 実務上の知識及び能力

運行管理者試験 過去問 20141年 第30問(実務上の知識及び能力)

運行管理者は、荷主からの運送依頼を受けて、次のとおり運行の計画を立てた。この計画を立てた運行管理者の判断に関する1~3の記述のうち、適切なものには「適」を、適切でないものには「不適」を記入しなさい。〔 荷主の依頼事項 〕A地点から、重量が5,250キログラムの荷を9時までにB地点に運び、その後戻りの便にて、C地点から4,500キログラムの荷を16時までにA地点に運ぶ。〔 運行の計画 〕ア .乗車定員2名で最大積載量6,000キログラム、車両総重量10,950キログラムの中型貨物自動車を使用する。当該運行は、運転者1人乗務とする。イ .当日の当該運転者の始業時刻は3時とし、乗務前点呼後3時30分に営業所を出庫して荷主先のA地点に向かう。荷積み後B地点に向かうが、途中に15分の休憩を挟み、B地点には8時30分までに到着する。荷下ろし後自社の休憩・睡眠施設に向かい、当該施設において9時45分から10時45分まで休憩をとる。ウ .10時45分に休憩施設を出発してC地点に向かい、C地点での荷積み後、高速自動車国道(法令による最低速度を定めない本線車道に該当しないもの。)のD料金所からE料金所までの間(この間の距離は294キロメートル)を連続3時間30分運転し、荷主先のA地点に15時30分までに到着する。荷下ろし後、当社営業所に16時20分までに帰庫し、乗務後点呼を受け16時40分を終業とする。〔 運行の概要 〕3:00 9:00 9:45荷下ろし乗務前荷積み点呼運転運転休憩運転運転休憩施設30 分 15 分 30 分3時間 15 分1時間30 分 45 分営業所A地点B地点荷下ろし運転荷積み乗務後点呼運転運転運転運転点検1時間(高速自動車国道)20 分 20 分 30 分 10 分 10 分 30 分10 分 15 分3時間 30 分16 :4016 :00294km10:45(E料金所) (D料金所)営業所C地点A地点

問題

運行管理者は、荷主からの運送依頼を受けて、次のとおり運行の計画を立てた。この計画を立てた運行管理者の判断に関する1~3の記述のうち、適切なものには「適」を、適切でないものには「不適」を記入しなさい。〔 荷主の依頼事項 〕A地点から、重量が5,250キログラムの荷を9時までにB地点に運び、その後戻りの便にて、C地点から4,500キログラムの荷を16時までにA地点に運ぶ。〔 運行の計画 〕ア .乗車定員2名で最大積載量6,000キログラム、車両総重量10,950キログラムの中型貨物自動車を使用する。当該運行は、運転者1人乗務とする。イ .当日の当該運転者の始業時刻は3時とし、乗務前点呼後3時30分に営業所を出庫して荷主先のA地点に向かう。荷積み後B地点に向かうが、途中に15分の休憩を挟み、B地点には8時30分までに到着する。荷下ろし後自社の休憩・睡眠施設に向かい、当該施設において9時45分から10時45分まで休憩をとる。ウ .10時45分に休憩施設を出発してC地点に向かい、C地点での荷積み後、高速自動車国道(法令による最低速度を定めない本線車道に該当しないもの。)のD料金所からE料金所までの間(この間の距離は294キロメートル)を連続3時間30分運転し、荷主先のA地点に15時30分までに到着する。荷下ろし後、当社営業所に16時20分までに帰庫し、乗務後点呼を受け16時40分を終業とする。〔 運行の概要 〕3:00 9:00 9:45荷下ろし乗務前荷積み点呼運転運転休憩運転運転休憩施設30 分 15 分 30 分3時間 15 分1時間30 分 45 分営業所A地点B地点荷下ろし運転荷積み乗務後点呼運転運転運転運転点検1時間(高速自動車国道)20 分 20 分 30 分 10 分 10 分 30 分10 分 15 分3時間 30 分16 :4016 :00294km10:45(E料金所) (D料金所)営業所C地点A地点

選択肢

  1. (1) D料金所からE料金所までの間の高速自動車国道の運転時間を、3時間30分と設定したこと。
  2. (2) 当該運転者の前日の運転時間は9時間であった。また、当該運転者の翌日の運転時間を8時間50分と予定したので、当日を特定日とした場合の2日を平均した1日当たりの運転時間が、「自動車運転者の労働時間等の改善のための基準」(以下「改善基準」という。)に違反していないと判断したこと。
  3. (3) 当日の運行における連続運転時間の中断方法として「改善基準」に違反していないと判断したこと。

正答

正答は (適-3;不適-1,2) です。

解説

正解の理由

3が適切で、1と2は不適切である。高速道路294キロメートルを3時間30分で走る計画は、速度設定として不適切である。また、当日と前後日の2日平均運転時間を確認する必要があり、設問では2日平均の判断に改善基準上の問題がある。一方、連続運転時間については途中の休憩・中断の取り方を踏まえると改善基準に違反していないとする判断が適切である。

他の選択肢

  • (1) D料金所からE料金所までの間の高速自動車国道の運転時間を、3時間30分と設定したこと。

    「D料金所からE料金所までの間の高速自動車国道の運転時間を、3時間30分と設定したこと。」は、一見もっともらしく見える場合がありますが、正答(適-3;不適-1,2)「」と比べると、学習・制度・実務の観点で「最も問題がある」記述ではありません。

    「最も適切でない」形式では、正しそうな肢が複数あることがあります。各肢の主語・客体・数字・期限・手続の順序が設問条件と合うかを確認し、最も不適切な一つだけを選びます。

  • (2) 当該運転者の前日の運転時間は9時間であった。また、当該運転者の翌日の運転時間を8時間50分と予定したので、当日を特定日とした場合の2日を平均した1日当たりの運転時間が、「自動車運転者の労働時間等の改善のための基準」(以下「改善基準」という。)に違反していないと判断したこと。

    「当該運転者の前日の運転時間は9時間であった。また、当該運転者の翌日の運転時間を8時間50分と予定したので、当日を特定日とした場合の2日を平均した1日当たりの運転時間が、「自動車運転者の労働時間等の改善のための基準」(以下「改善基準」という。)に違反していないと判断したこと。」は、一見もっともらしく見える場合がありますが、正答(適-3;不適-1,2)「」と比べると、学習・制度・実務の観点で「最も問題がある」記述ではありません。

    「最も適切でない」形式では、正しそうな肢が複数あることがあります。各肢の主語・客体・数字・期限・手続の順序が設問条件と合うかを確認し、最も不適切な一つだけを選びます。

  • (3) 当日の運行における連続運転時間の中断方法として「改善基準」に違反していないと判断したこと。

    「当日の運行における連続運転時間の中断方法として「改善基準」に違反していないと判断したこと。」は、一見もっともらしく見える場合がありますが、正答(適-3;不適-1,2)「」と比べると、学習・制度・実務の観点で「最も問題がある」記述ではありません。

    「最も適切でない」形式では、正しそうな肢が複数あることがあります。各肢の主語・客体・数字・期限・手続の順序が設問条件と合うかを確認し、最も不適切な一つだけを選びます。

学習のヒント

この問題で間違えた場合は、設問文の求め方(「正しいもの」「誤っているもの」「最も適切でないもの」)を最初に線引きしてください。正答・誤答それぞれについて、用語の定義と制度の前提を用語解説で確認し、復習リストや実践演習・一問一答と組み合わせて、同分野の過去問を解き直すと定着しやすくなります。

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