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運行管理者試験 過去問 平成28年度 第1回 第26問(実務上の知識及び能力)
問題
運行管理者の業務上の措置等に関する次の記述のうち、適切なものには「適」を、適切でないものには「不適」を記入しなさい。なお、解答にあたっては、各選択肢に記載されている事項以外は考慮しないものとする。
選択肢
- (1) 運行管理者は、運転者に対し乗務前の点呼を実施したところ、当該運転者から「乗務する事業用トラックのワイパーブレードの劣化により払拭状態が不良である」との報告を受けた。運行管理者は、本日の天気は晴れとの予報なので、運行には差し支えないと考え、整備管理者に確認を求めず出庫させた。
- (2) 運行管理者は、貨物自動車運送事業法その他の法令に基づく運転者の遵守すべき事項に関する知識のほか、事業用自動車の運行の安全を確保するために必要な運転に関する技能及び知識について、運転者に対する適切な指導及び監督をしなければならない。ただし、その実施については、個々の運転者の運転に関する技能あるいは過去の運転の経験等に応じて適切な時期に行えばよく、必ずしも継続的、計画的に行わなくてもよい。
- (3) 4年前まで他の一般貨物自動車運送事業者において事業用自動車の運転者として常時選任されていた者を一般貨物自動車運送事業の運転者として常時選任するために新たに雇い入れた。このため、運行管理者は初任運転者に対する適性診断を受診させるとともに、特別な指導を当該運転者に行った後、大型トラックに乗務させた。
- (4) 運行管理者は、乗務終了後の点呼において乗務記録を回収したところ、運転者が記載した筆跡がいつもと異なることに気づいたため、当該運転者に状況を確認した。本人からは、最近ときどき手にしびれが出るが大事ではないとのことであったので、念のためその状況を家族に連絡したが、医師の診断を受けるようにとの指導は行わなかった。
正答
正答は (適-3;不適-1,2,4) です。
解説
各記述の解説
(1) 否
不適。日常点検結果でワイパー不良の報告があった場合、整備管理者に確認するなど運行可否を適切に判断すべきであり、天気予報だけで出庫させるのは不適切である。
(2) 否
不適。運転者への指導監督は継続的、計画的に実施する必要がある。
(3) 適
適。過去3年間に他事業者で常時選任されていない者は初任運転者に該当し、初任診断と特別指導を行ってから乗務させる対応は適切である。
(4) 否
不適。手のしびれ等は脳血管疾患等の兆候の可能性があるため、医師の診断を受けるよう指導すべきである。
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