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平成28年度 第2回 · 実務上の知識及び能力

運行管理者試験 過去問 平成28年度 第2回 第25問(実務上の知識及び能力)

問題

一般貨物自動車運送事業者が事業用自動車の運転者に対して行う指導・監督に関する次の記述のうち、適切なものには「適」を、適切でないものには「不適」を記入しなさい。なお、解答にあたっては、各選択肢に記載されている事項以外は考慮しないものとする。

選択肢

  1. (1) 他の自動車に追従して走行するときは、常に「秒」の意識をもって自車の速度と制動距離に留意し、前車との追突等の危険が発生した場合でも安全に停止できるよう制動距離と同じ距離の車間距離を保って運転するよう指導している。
  2. (2) 飲酒により体内に摂取されたアルコールを処理するために必要な時間の目安については、例えばビール500ミリリットル(アルコール5%)の場合、概ね4時間とされている。事業者は、これを参考に個人差も考慮して、体質的にお酒に弱い運転者のみを対象として、酒類の飲み方等についても指導を行っている。
  3. (3) 大雨、大雪、土砂災害などの異常気象時の措置については、異常気象時等処理要領を作成し、運転者全員に周知させておくとともに運転者とも速やかに連絡がとれるよう緊急時における連絡体制を整えているので、事業用自動車の運行の中断、待避所の確保、徐行運転等の運転に関わることについては運転者の判断に任せ、中断、待避したときに報告するよう指導している。
  4. (4) 走行中に事故を起こし、負傷者を発生させた際の措置については、当該負傷者を最初に救護し、その後、事故現場となった当該道路における危険を防止するため、発炎筒等を使用して後続車に注意を促すよう指導した。

正答

正答は (適-4;不適-1,2,3) です。

解説

各記述の解説

  • (1)

    不適。追突防止には、制動距離だけでなく空走距離を含めた停止距離を踏まえた車間距離が必要である。

  • (2)

    不適。飲酒に関する指導は、酒に弱い運転者だけでなく、すべての運転者に対して行う必要がある。

  • (3)

    不適。異常気象時の運行中断、待避、徐行等を運転者任せにするのは不適切であり、運行管理者が状況を把握し必要な指示を行う必要がある。

  • (4)

    適。事故時はまず負傷者を救護し、その後、発炎筒等で後続車に注意を促すなど危険防止措置を講じることが適切である。

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