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20202年 · 道路交通法関係

運行管理者試験 過去問 20202年 第16問(道路交通法関係)

貨物自動車に係る道路交通法に定める乗車、積載及び過積載(車両に積載をする積載物の重量が法令による制限に係る重量を超える場合における当該積載。以下同じ。)等についての次の記述のうち、誤っているものを1つ選びなさい。なお、解答にあたっては、各選択肢に記載されている事項以外は考慮しないものとする。

問題

貨物自動車に係る道路交通法に定める乗車、積載及び過積載(車両に積載をする積載物の重量が法令による制限に係る重量を超える場合における当該積載。以下同じ。)等についての次の記述のうち、誤っているものを1つ選びなさい。なお、解答にあたっては、各選択肢に記載されている事項以外は考慮しないものとする。

選択肢

  1. (1) 自動車の使用者は、その者の業務に関し、自動車の運転者に対し、道路交通法第57条(乗車又は積載の制限等)第1項の規定に違反して政令で定める積載物の重量、大きさ又は積載の方法の制限を超えて積載をして運転することを命じ、又は自動車の運転者がこれらの行為をすることを容認してはならない。
  2. (2) 車両(軽車両を除く。)の運転者は、当該車両について政令で定める乗車人員又は積載物の重量、大きさ片しくは積載の方法の制限を超えて乗車をさせ、又は積載をして車両を運転してはならない。ただし、当該車両の出発地を管轄する警察署長による許可を受けてもっぱら貨物を運搬する構造の自動車の荷台に乗車させる場合にあっては、当該制限を超える乗車をさせて運転することができる。
  3. (3) 警察署長は、荷主が自動車の運転者に対し、過積載をして自動車を運転することを要求するという違反行為を行った場合において、当該荷主が当該違反行為を反復して行うおそれがあると認めるときは、内閣府令で定めるところにより、当該自動車の運転者に対し、当該過積載による運転をしてはならない旨を命ずることができる。
  4. (4) 積載物の長さは、自動車(大型自動二輪車及び普通自動二輪車を除く。以下同じ。)の長さにその長さの10分の1の長さを加えたものを超えてはならず、積載の方法は、自動車の車体の前後から自動車の長さの10分の1の長さを超えてはみ出してはならない。

正答

正答は (3) です。

解説

1.道交法第75条(自動車の使用者の義務等)第1項⑥。2.道交法第57条(乗車又は積載の制限等)第1項。3.「当該自動車の運転者に対し、当該過積載による運転をしてはならない旨」⇒「当該荷主に対し、当該違反行為をしてはならない旨」。道交法第58条の5(過積載車両の運転の要求等の禁止)第2項。4.道交法施行令第22条(自動車の乗車又は積載の制限等)第1項③イ・④

正解の理由

「当該自動車の運転者に対し、当該過積載による運転をしてはならない旨」⇒「当該荷主に対し、当該違反行為をしてはならない旨」。道交法第58条の5(過積載車両の運転の要求等の禁止)第2項。 4.道交法施行令第22条(自動車の乗車又は積載の制限等)第1項③イ・④イ。

(3) 警察署長は、荷主が自動車の運転者に対し、過積載をして自動車を運転することを要求するという違反行為を行った場合において、当該荷主が当該違反行為を反復して行うおそれがあると認めるときは、内閣府令で定めるところにより、当該自動車の運転者に対し、当該過積載による運転をしてはならない旨を命ずることができる。

他の選択肢

  • (1) 自動車の使用者は、その者の業務に関し、自動車の運転者に対し、道路交通法第57条(乗車又は積載の制限等)第1項の規定に違反して政令で定める積載物の重量、大きさ又は積載の方法の制限を超えて積載をして運転することを命じ、又は自動車の運転者がこれらの行為をすることを容認してはならない。

    道交法第75条(自動車の使用者の義務等)第1項⑥。 選択肢(1)「自動車の使用者は、その者の業務に関し、自動車の運転者に対し、道路交通法第57条(乗車又は積載の制限等)第1項の規定に違反して政令で定める積載物の…」は本問の正答(3)とは異なるため不適です。

  • (2) 車両(軽車両を除く。)の運転者は、当該車両について政令で定める乗車人員又は積載物の重量、大きさ片しくは積載の方法の制限を超えて乗車をさせ、又は積載をして車両を運転してはならない。ただし、当該車両の出発地を管轄する警察署長による許可を受けてもっぱら貨物を運搬する構造の自動車の荷台に乗車させる場合にあっては、当該制限を超える乗車をさせて運転することができる。

    道交法第57条(乗車又は積載の制限等)第1項。 選択肢(2)「車両(軽車両を除く。)の運転者は、当該車両について政令で定める乗車人員又は積載物の重量、大きさ片しくは積載の方法の制限を超えて乗車をさせ、又は積…」は本問の正答(3)とは異なるため不適です。

  • (4) 積載物の長さは、自動車(大型自動二輪車及び普通自動二輪車を除く。以下同じ。)の長さにその長さの10分の1の長さを加えたものを超えてはならず、積載の方法は、自動車の車体の前後から自動車の長さの10分の1の長さを超えてはみ出してはならない。

    (4)「積載物の長さは、自動車(大型自動二輪車及び普通自動二輪車を除く。以下同じ。)の長さにその長さの10分の1の長さを加えたものを超えてはならず、積載の方法は、自動車…」は、単独の記述としては法令上妥当な場合がありますが、本問で選ぶべき正答は(3)「警察署長は、荷主が自動車の運転者に対し、過積載をして自動車を運転することを要求するという違反行為を行った場合において、当該荷主が当該違反行為を反復して行うおそれ…」です。問題文の条件と照らし、設問が問う論点に合う肢を選び直してください。

学習のヒント

この問題で間違えた場合は、設問文の求め方(「正しいもの」「誤っているもの」「最も適切でないもの」)を最初に線引きしてください。正答・誤答それぞれについて、用語の定義と制度の前提を用語解説で確認し、復習リストや実践演習・一問一答と組み合わせて、同分野の過去問を解き直すと定着しやすくなります。

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