運行管理者試験の再受験|手続き・受験料と次に向けた対策
運行管理者試験に不合格でも、あきらめる必要はありません。試験は年2回あり、次の回にまた申し込めます。しかも前回CBT試験を受けた人には「再受験申請」という別ルートがあり、本人確認や受験資格の書類をもう一度そろえなくて済みます。ただし新規とは申込の入口も料金も少し違います。まず手続きを正しく押さえ、そのうえで「なぜ落ちたか」を分野ごとに振り返ることが、次の合格への最短ルートです。
この記事の信頼性について
| 執筆 | 運管マスター編集部(資格学習サイトの編集チーム) |
|---|---|
| 確認 | 公式情報確認担当(公開前に一次情報との照合を行う担当者) |
| 事実確認日 | 2026-06-23 |
| 主な参照元 |
1落ちても受け直せる — 次の回に向けた全体像
運行管理者試験は年2回(おおむね8月頃と3月頃)実施されます。不合格でも、次の試験期間の申込が始まれば再び申し込めます。
申込方法は受験歴によって二つに分かれます。
| 申込ルート | 対象 | 主な特徴 |
|---|---|---|
| 再受験申請 | 前回までにCBT試験を受けた人(同一試験種別・氏名変更なし) | 本人確認・受験資格の書類が省け、顔写真の提出で再申請できる |
| 新規受験申請 | 初めて受ける人、試験種別を変える人など | 受験資格を証する書類などが必要 |
不合格後にもう一度同じ区分(貨物または旅客)を受ける人は、基本的に再受験申請にあたります。回数の数え方は「1回の試験期間につき受験は1回」が原則です。受け直せる回数そのものに上限が定められているという記載は見当たりませんが、制限の有無は当年度の公式案内で確認してください。
2再受験申請とは — 新規と別フローになる理由
再受験申請は、すでに一度CBT試験を受けた人のための簡略ルートです。前回の申請で本人確認や受験資格の確認が済んでいるため、それらの書類を再提出しなくてよいのが最大の利点です。
対象になるのは、おおむね次の条件を満たす人です。
・前回までにCBT試験を受験した(または欠席した)こと
・前回と同じ試験種別(貨物なら貨物、旅客なら旅客)で受けること
・氏名に変更がないこと
これらに当てはまらない場合、たとえば貨物から旅客へ区分を変える場合や、氏名が変わった場合は、新規受験申請になります。再受験で必要になる提出物は基本的に顔写真(正面・無帽・無背景で6か月以内に撮影したもの)のみで、受験資格を証する書面などは省略できます。受験資格の考え方そのものは受験資格の記事で確認してください。
3受験料は6,860円 — 新規より200円高い理由
費用は「受験手数料」と「システム利用料」の合計です。再受験では合計6,860円になります。
| 項目 | 再受験 | 新規 |
|---|---|---|
| 受験手数料(非課税) | 6,000円 | 6,000円 |
| システム利用料 | 860円 | 660円 |
| 合計 | 6,860円 | 6,660円 |
受験手数料6,000円はどちらも同じです。差が出るのはシステム利用料で、再受験は860円、新規は660円です。結果として、再受験は新規より200円高い6,860円になります。
このほか、希望者は試験結果の詳細を示す「結果レポート」を任意で申し込めます(140円・税込)。落ちた回の弱点分析に使えるため、次回対策を真剣に考える人は取得を検討してもよいでしょう。料金は変わりうるため、当年度の公式案内を正本として確認してください。
4手続きの流れ — マイページから予約・支払まで
再受験申請はインターネットでの申請のみです。書面での申込はできません。おおまかな流れは次のとおりです。
1. メールアドレスを登録・確認し、申請情報を入力する
2. 顔写真をアップロードする
3. 提出内容の審査を待つ(おおむね1週間〜10日程度かかる)
4. 審査完了後、「CBT試験会場予約等の手続きのご案内」メールを受け取る
5. 案内に従い、マイページからCBT会場と試験日時を予約する
6. 受験手数料等を支払う
ポイントは、申込んだだけでは受験日が確定しない点です。書類審査を通過してから会場予約・支払に進む二段構えになっています。審査に1週間以上かかることを見込み、申込期間の終盤に駆け込まないようにしてください。申込期間や審査スケジュールは試験回ごとに異なるため、当年度の公式案内が正本です。
- 申請内容の確認のほか
- 受験通知書の送付先住所やメールアドレスの変更
- 顔写真の差し替え
- 領収書のダウンロード(クレジットカード払いの場合)などができます
5なぜ落ちたかを分野で振り返る — 足切りに注意
再受験で最も大事なのは、手続きより「前回の負け方の分析」です。運行管理者試験には二つの合格条件があります。総得点が18問以上であることに加え、分野ごとに最低正解数を満たすことです。
総得点は足りていたのに、特定の分野だけ最低ラインに届かず不合格になる人が少なくありません。とくに実務に関する分野は最低正解数の基準が他より高く、ここで止まるパターンが目立ちます。合格基準の正確な内訳は合格基準の記事で確認してください。
だからこそ、次に向けては「苦手分野を残さない」ことが鍵になります。前回どの分野で何問取れたかを思い出し(結果レポートがあれば活用し)、落とした分野を重点的に埋めるのが効率的です。得意分野をさらに伸ばすより、足切りに引っかかる分野をなくす方が、合格には直結します。
6次回までの学習プラン — 弱点補強を中心に
不合格から次の試験まではおおむね半年あります。この期間の使い方で結果が変わります。基本方針は次のとおりです。
・前回の弱点分野を最優先で固める(足切り対策を最初に)
・改正が入りやすい改善基準告示など、最新の数値を確認し直す
・過去問を分野別に解き、正答率の低い分野を可視化する
学習を一から組み直すより、前回の取りこぼしを埋める方が短期間で効きます。具体的な進め方は学習計画の記事を、問題演習のやり方は過去問活用の記事を参考にしてください。半年あれば、弱点を一つずつつぶして合格圏に入ることは十分可能です。
7よくある質問
試験に落ちました。次はいつ受けられますか。
再受験と新規で料金は違いますか。
何回でも受け直せますか。
記事の基本情報
| ジャンル | 注意点・更新 |
|---|---|
| タグ | 再受験 / 不合格 |
公式情報の確認
公式情報の確認:運行管理者試験の最新情報は、公益財団法人 運行管理者試験センター(公式)などの公式情報を必ず確認してください。本人に割り当てられた試験会場は受験票の表記が正本です。