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20091年 · 労働基準法関係

運行管理者試験 過去問 20091年 第18問(労働基準法関係)

労働基準法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

問題

労働基準法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

選択肢

  1. (1) 使用者は、労働者の国籍、信条又は社会的身分を理由として、賃金、労働時間その他の労働条件について、差別的取扱をしてはならない。
  2. (2) 使用者は、暴行、脅迫、監禁その他精神又は身体の自由を不当に拘束する手段によって、労働者の意思に反して労働を強制しないように努めなければならない。
  3. (3) 労働基準法で定める労働条件の基準は最低のものであるから、労働関係の当事者は、この基準を理由として労働条件を低下させてはならないことはもとより、その向上を図るように努めなければならない。
  4. (4) 使用者は、その雇入れの日から起算して6ヵ月間継続勤務し全労働日の8割以上出勤した労働者に対し、継続し、又は分割した10労働日の有給休暇を与えなければならない。

正答

正答は (2) です。

解説

1.国籍、信条又は社会的身分を理由とする労働条件の差別的取扱いは禁止される。2.強制労働は禁止されており、「努めなければならない」という努力義務ではないため誤りである。3.労働基準法の基準は最低基準であり、低下させず向上を図るべきことは正しい。4.年次有給休暇は、6ヵ月継続勤務し8割以上出勤した労働者に付与される。

正解の理由

強制労働は禁止されており、「努めなければならない」という努力義務ではないため誤りである。

(2) 使用者は、暴行、脅迫、監禁その他精神又は身体の自由を不当に拘束する手段によって、労働者の意思に反して労働を強制しないように努めなければならない。

他の選択肢

  • (1) 使用者は、労働者の国籍、信条又は社会的身分を理由として、賃金、労働時間その他の労働条件について、差別的取扱をしてはならない。

    「使用者は、労働者の国籍、信条又は社会的身分を理由として、賃金、労働時間その他の労働条件について、差別的取扱をしてはならない。」は、一見もっともらしく見える場合がありますが、正答(2)「使用者は、暴行、脅迫、監禁その他精神又は身体の自由を不当に拘束する手段によって、労働者の意思に反して労働を強制…」と比べると、学習・制度・実務の観点で「最も問題がある」記述ではありません。

    「最も適切でない」形式では、正しそうな肢が複数あることがあります。各肢の主語・客体・数字・期限・手続の順序が設問条件と合うかを確認し、最も不適切な一つだけを選びます。

  • (3) 労働基準法で定める労働条件の基準は最低のものであるから、労働関係の当事者は、この基準を理由として労働条件を低下させてはならないことはもとより、その向上を図るように努めなければならない。

    (3)「労働基準法で定める労働条件の基準は最低のものであるから、労働関係の当事者は、この基準を理由として労働条件を低下させてはならないことはもとより、その向上を図るよう…」は、単独の記述としては法令上妥当な場合がありますが、本問で選ぶべき正答は(2)「使用者は、暴行、脅迫、監禁その他精神又は身体の自由を不当に拘束する手段によって、労働者の意思に反して労働を強制しないように努めなければならない。」です。問題文の条件(労働基準法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。…)と照らし、設問が問う論点に合う肢を選び直してください。

  • (4) 使用者は、その雇入れの日から起算して6ヵ月間継続勤務し全労働日の8割以上出勤した労働者に対し、継続し、又は分割した10労働日の有給休暇を与えなければならない。

    年次有給休暇は、6ヵ月継続勤務し8割以上出勤した労働者に付与される。 選択肢(4)「使用者は、その雇入れの日から起算して6ヵ月間継続勤務し全労働日の8割以上出勤した労働者に対し、継続し、又は分割した10労働日の有給休暇を与えなけ…」は本問の正答(2)とは異なるため不適です。

学習のヒント

この問題で間違えた場合は、設問文の求め方(「正しいもの」「誤っているもの」「最も適切でないもの」)を最初に線引きしてください。正答・誤答それぞれについて、用語の定義と制度の前提を用語解説で確認し、復習リストや実践演習・一問一答と組み合わせて、同分野の過去問を解き直すと定着しやすくなります。

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