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運行管理者試験 過去問 20092年 第27問(実務上の知識及び能力)
点呼の実施等に関する次の記述のうち、運行管理者等の業務上の措置として適切なものはどれか。
問題
点呼の実施等に関する次の記述のうち、運行管理者等の業務上の措置として適切なものはどれか。
選択肢
- (1) 運転者が所属営業所から出発し、行き先地に宿泊する場合、乗務終了後の点呼を省略している。
- (2) 運転者が一度営業所に戻ってきた際、体調不良を訴えたが、荷主から急ぎの運送を依頼されたためそのまま運行させた。
- (3) 点呼の際、運転者の呼気からアルコールの臭いがし、酒気を帯びていると判断したが、運転者が大丈夫と言ったので運行させた。
- (4) 点呼の際、アルコールチェッカーで呼気検査を実施したところ、微量のアルコールが検出された。アルコールの影響により正常な運転ができないおそれがあると思ったので運行を中止させた。
正答
正答は (4) です。
解説
1.宿泊運行でも乗務後点呼を省略してはならない。2.体調不良により安全運転できないおそれがある運転者を乗務させてはならない。3.酒気帯びが認められる運転者を本人の申告だけで乗務させてはならない。4.アルコール検出により正常な運転ができないおそれがあると判断し、運行を中止させる措置は適切である。
正解の理由
アルコール検出により正常な運転ができないおそれがあると判断し、運行を中止させる措置は適切である。
(4) 点呼の際、アルコールチェッカーで呼気検査を実施したところ、微量のアルコールが検出された。アルコールの影響により正常な運転ができないおそれがあると思ったので運行を中止させた。
他の選択肢
(1) 運転者が所属営業所から出発し、行き先地に宿泊する場合、乗務終了後の点呼を省略している。
宿泊運行でも乗務後点呼を省略してはならない。 選択肢(1)「運転者が所属営業所から出発し、行き先地に宿泊する場合、乗務終了後の点呼を省略している。」は本問の正答(4)とは異なるため不適です。
(2) 運転者が一度営業所に戻ってきた際、体調不良を訴えたが、荷主から急ぎの運送を依頼されたためそのまま運行させた。
この肢は「運転者が一度営業所に戻ってきた際、体調不良を訴えたが、荷主から急ぎの運送を依頼されたためそのまま運行させた。」と述べていますが、実務上の知識及び能力の基準では正しい記述ではありません。
正答(4)「点呼の際、アルコールチェッカーで呼気検査を実施したところ、微量のアルコールが検出された。アルコールの影響により…」は、制度・手続・学習法のいずれかの観点で適切な内容です。
正答の論点と照らすと、この肢は「運転者が一度営業所に戻ってきた際、体調不良を訴えたが、荷主から急ぎの運送を依頼…」という断定のどこかが設問の前提と矛盾します。主語・客体・数字・期限・「毎年/常に/不要」などの限定語をチェックしてください。(3) 点呼の際、運転者の呼気からアルコールの臭いがし、酒気を帯びていると判断したが、運転者が大丈夫と言ったので運行させた。
酒気帯びが認められる運転者を本人の申告だけで乗務させてはならない。 選択肢(3)「点呼の際、運転者の呼気からアルコールの臭いがし、酒気を帯びていると判断したが、運転者が大丈夫と言ったので運行させた。」は本問の正答(4)とは異なるため不適です。
学習のヒント
この問題で間違えた場合は、設問文の求め方(「正しいもの」「誤っているもの」「最も適切でないもの」)を最初に線引きしてください。正答・誤答それぞれについて、用語の定義と制度の前提を用語解説で確認し、復習リストや実践演習・一問一答と組み合わせて、同分野の過去問を解き直すと定着しやすくなります。
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