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20101年 · 貨物自動車運送事業法関係

運行管理者試験 過去問 20101年 第6問(貨物自動車運送事業法関係)

一般貨物自動車運送事業者が事業用自動車の運行の安全を確保するために特定の運転者に対して行う国土交通省告示で定める特別な指導に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

問題

一般貨物自動車運送事業者が事業用自動車の運行の安全を確保するために特定の運転者に対して行う国土交通省告示で定める特別な指導に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

選択肢

  1. (1) 初任運転者に対する特別な指導は、当該一般貨物自動車運送事業者において初めてトラックに乗務する前に実施する。ただし、やむを得ない事情がある場合には、乗務を開始した後1ヵ月以内に実施する。
  2. (2) 事故惹起運転者に対する特別な指導は、やむを得ない事情がある場合及び外部の専門的機関における指導講習を受講する予定である場合を除き、当該交通事故を引き起こした後、再度トラックに乗務を開始した後1ヵ月以内に実施する。
  3. (3) 高齢運転者に対する特別な指導は、国土交通大臣が認定した高齢運転者のための適性診断の結果を踏まえ、個々の運転者の加齢に伴う身体機能の変化の程度に応じたトラックの安全な運転方法等について運転者が自ら考えるよう指導する。この指導は、適性診断の結果が判明した後1ヵ月以内に実施する。
  4. (4) 事故惹起運転者及び初任運転者に対する特別な指導は、安全運転の実技を除き所定の事項についてそれぞれ合計6時間以上実施する。なお、安全運転の実技については、可能な限り実施することが望ましい。

正答

正答は (2) です。

解説

1.初任運転者への特別指導は、原則として初めて乗務する前に実施する。2.事故惹起運転者への特別指導は、原則として再度乗務する前に実施する必要がある。「再度乗務を開始した後1ヵ月以内」とする点が誤りである。3.高齢運転者には適性診断結果を踏まえた特別指導を行う。4.事故惹起運転者及び初任運転者への特別指導時間に関する記述として正しい。

正解の理由

事故惹起運転者への特別指導は、原則として再度乗務する前に実施する必要がある。「再度乗務を開始した後1ヵ月以内」とする点が誤りである。

(2) 事故惹起運転者に対する特別な指導は、やむを得ない事情がある場合及び外部の専門的機関における指導講習を受講する予定である場合を除き、当該交通事故を引き起こした後、再度トラックに乗務を開始した後1ヵ月以内に実施する。

他の選択肢

  • (1) 初任運転者に対する特別な指導は、当該一般貨物自動車運送事業者において初めてトラックに乗務する前に実施する。ただし、やむを得ない事情がある場合には、乗務を開始した後1ヵ月以内に実施する。

    初任運転者への特別指導は、原則として初めて乗務する前に実施する。 選択肢(1)「初任運転者に対する特別な指導は、当該一般貨物自動車運送事業者において初めてトラックに乗務する前に実施する。ただし、やむを得ない事情がある場合には…」は本問の正答(2)とは異なるため不適です。

  • (3) 高齢運転者に対する特別な指導は、国土交通大臣が認定した高齢運転者のための適性診断の結果を踏まえ、個々の運転者の加齢に伴う身体機能の変化の程度に応じたトラックの安全な運転方法等について運転者が自ら考えるよう指導する。この指導は、適性診断の結果が判明した後1ヵ月以内に実施する。

    高齢運転者には適性診断結果を踏まえた特別指導を行う。 選択肢(3)「高齢運転者に対する特別な指導は、国土交通大臣が認定した高齢運転者のための適性診断の結果を踏まえ、個々の運転者の加齢に伴う身体機能の変化の程度に応…」は本問の正答(2)とは異なるため不適です。

  • (4) 事故惹起運転者及び初任運転者に対する特別な指導は、安全運転の実技を除き所定の事項についてそれぞれ合計6時間以上実施する。なお、安全運転の実技については、可能な限り実施することが望ましい。

    (4)「事故惹起運転者及び初任運転者に対する特別な指導は、安全運転の実技を除き所定の事項についてそれぞれ合計6時間以上実施する。なお、安全運転の実技については、可能な限…」は、単独の記述としては法令上妥当な場合がありますが、本問で選ぶべき正答は(2)「事故惹起運転者に対する特別な指導は、やむを得ない事情がある場合及び外部の専門的機関における指導講習を受講する予定である場合を除き、当該交通事故を引き起こした後、…」です。問題文の条件(一般貨物自動車運送事業者が事業用自動車の運行の安全を確保するために特定の運転者に対して行う国土交…)と照らし、設問が問う論点に合う肢を選び直してください。

学習のヒント

この問題で間違えた場合は、設問文の求め方(「正しいもの」「誤っているもの」「最も適切でないもの」)を最初に線引きしてください。正答・誤答それぞれについて、用語の定義と制度の前提を用語解説で確認し、復習リストや実践演習・一問一答と組み合わせて、同分野の過去問を解き直すと定着しやすくなります。

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