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20101年 · 道路交通法関係

運行管理者試験 過去問 20101年 第16問(道路交通法関係)

道路交通法の規定に定める運転免許 ( 以下「免許」という。) の取消し、停止等に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

問題

道路交通法の規定に定める運転免許 ( 以下「免許」という。) の取消し、停止等に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

選択肢

  1. (1) 免許を受けた者が自動車等の運転に関し、道路交通法若しくは同法に基づく命令の規定又は同法の規定に基づく処分に違反したときは、同法で定める場合を除き、その者が処分に違反したときにおけるその者の住所地を管轄する公安委員会は、政令で定める基準に従い、その者の免許を取り消し、又は6ヵ月を超えない範囲内で期間を定めて免許の効力を停止することができる。
  2. (2) 免許を受けた者が自動車等の運転に関し、当該自動車等の交通による人の死傷があった場合において、道路交通法第72条 ( 交通事故の場合の措置 ) 第1項前段の規定 ( 直ちに車両等の運転を停止して、負傷者を救護し、道路における危険を防止する等必要な措置を講じなければならない。) に違反したときは、その者が当該違反をしたときにおけるその者の住所地を管轄する公安委員会は、その者の免許を取り消すことができる。
  3. (3) 警察署長は免許を受けた者に対し免許の効力の仮停止をしたときは、当該処分をした日から起算して5日以内に、当該処分を受けた者に対し弁明の機会を与えなければならない。
  4. (4) 道路交通法第65条 ( 酒気帯び運転等の禁止 ) 第1項の規定 ( 何人も、酒気を帯びて車両等を運転してはならない。) に違反して自動車等を運転した者で、その運転をした場合において酒に酔った状態にあったものが、交通事故を起こしたときは、当該交通事故の発生場所を管轄する警察署長は、事故による死者又は負傷者がない場合であっても、その者に対し、免許の効力の仮停止をすることができる。

正答

正答は (4) です。

解説

1.一定の違反があった場合、公安委員会は免許取消し又は停止を行うことができる。2.死傷事故で救護義務違反があった場合、免許取消しの対象となる。3.仮停止をした場合、5日以内に弁明の機会を与える必要がある。4.仮停止は、人を死亡させ又は傷つけた事故などが対象であり、死傷者がない場合でも仮停止できるとする点が誤りである。

正解の理由

仮停止は、人を死亡させ又は傷つけた事故などが対象であり、死傷者がない場合でも仮停止できるとする点が誤りである。

(4) 道路交通法第65条 ( 酒気帯び運転等の禁止 ) 第1項の規定 ( 何人も、酒気を帯びて車両等を運転してはならない。) に違反して自動車等を運転した者で、その運転をした場合において酒に酔った状態にあったものが、交通事故を起こしたときは、当該交通事故の発生場所を管轄する警察署長は、事故による死者又は負傷者がない場合であっても、その者に対し、免許の効力の仮停止をすることができる。

他の選択肢

  • (1) 免許を受けた者が自動車等の運転に関し、道路交通法若しくは同法に基づく命令の規定又は同法の規定に基づく処分に違反したときは、同法で定める場合を除き、その者が処分に違反したときにおけるその者の住所地を管轄する公安委員会は、政令で定める基準に従い、その者の免許を取り消し、又は6ヵ月を超えない範囲内で期間を定めて免許の効力を停止することができる。

    「免許を受けた者が自動車等の運転に関し、道路交通法若しくは同法に基づく命令の規定又は同法の規定に基づく処分に違反したときは、同法で定める場合を除き、その者が処分に違反したときにおけるその者の住所地を管轄する公安委員会は、政令で定める基準に従い、その者の免許を取り消し、又は6ヵ月を超えない範囲内で期間を定めて免許の効力を停止することができる。」は、一見もっともらしく見える場合がありますが、正答(4)「道路交通法第65条 ( 酒気帯び運転等の禁止 ) 第1項の規定 ( 何人も、酒気を帯びて車両等を運転してはなら…」と比べると、学習・制度・実務の観点で「最も問題がある」記述ではありません。

    「最も適切でない」形式では、正しそうな肢が複数あることがあります。各肢の主語・客体・数字・期限・手続の順序が設問条件と合うかを確認し、最も不適切な一つだけを選びます。

  • (2) 免許を受けた者が自動車等の運転に関し、当該自動車等の交通による人の死傷があった場合において、道路交通法第72条 ( 交通事故の場合の措置 ) 第1項前段の規定 ( 直ちに車両等の運転を停止して、負傷者を救護し、道路における危険を防止する等必要な措置を講じなければならない。) に違反したときは、その者が当該違反をしたときにおけるその者の住所地を管轄する公安委員会は、その者の免許を取り消すことができる。

    死傷事故で救護義務違反があった場合、免許取消しの対象となる。 選択肢(2)「免許を受けた者が自動車等の運転に関し、当該自動車等の交通による人の死傷があった場合において、道路交通法第72条 ( 交通事故の場合の措置 ) 第…」は本問の正答(4)とは異なるため不適です。

  • (3) 警察署長は免許を受けた者に対し免許の効力の仮停止をしたときは、当該処分をした日から起算して5日以内に、当該処分を受けた者に対し弁明の機会を与えなければならない。

    仮停止をした場合、5日以内に弁明の機会を与える必要がある。 選択肢(3)「警察署長は免許を受けた者に対し免許の効力の仮停止をしたときは、当該処分をした日から起算して5日以内に、当該処分を受けた者に対し弁明の機会を与えな…」は本問の正答(4)とは異なるため不適です。

学習のヒント

この問題で間違えた場合は、設問文の求め方(「正しいもの」「誤っているもの」「最も適切でないもの」)を最初に線引きしてください。正答・誤答それぞれについて、用語の定義と制度の前提を用語解説で確認し、復習リストや実践演習・一問一答と組み合わせて、同分野の過去問を解き直すと定着しやすくなります。

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