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運行管理者試験 過去問 20101年 第18問(労働基準法関係)
労働基準法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
問題
労働基準法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
選択肢
- (1) 労働条件は、労働者が人たるに値する生活を営むための必要を充たすべきものでなければならない。
- (2) 使用者は、労働者が労働時間中に、選挙権その他公民としての権利を行使し、又は公の職務を執行するために必要な時間を請求した場合においては、拒んではならない。ただし、権利の行使又は公の職務の執行に妨げがない限り、請求された時刻を変更することができる。
- (3) 使用者は、暴行、脅迫、監禁その他精神又は身体の自由を不当に拘束する手段によって、労働者の意思に反して労働を強制してはならない。
- (4) 労働基準法で定める労働条件の基準は最低のものであるから、労働関係の当事者は、当事者間の合意がある場合を除き、この基準を理由として労働条件を低下させてはならないことはもとより、その向上を図るように努めなければならない。
正答
正答は (4) です。
解説
1.労働条件は人たるに値する生活を営むための必要を満たすものでなければならない。2.公民権行使等のため必要な時間の請求は拒めないが、支障がない限り時刻変更はできる。3.強制労働は禁止される。4.労働基準法の基準は最低基準であり、当事者間の合意があっても、この基準を理由に労働条件を低下させることは適切でない。
正解の理由
労働基準法の基準は最低基準であり、当事者間の合意があっても、この基準を理由に労働条件を低下させることは適切でない。
(4) 労働基準法で定める労働条件の基準は最低のものであるから、労働関係の当事者は、当事者間の合意がある場合を除き、この基準を理由として労働条件を低下させてはならないことはもとより、その向上を図るように努めなければならない。
他の選択肢
(1) 労働条件は、労働者が人たるに値する生活を営むための必要を充たすべきものでなければならない。
「労働条件は、労働者が人たるに値する生活を営むための必要を充たすべきものでなければならない。」は、一見もっともらしく見える場合がありますが、正答(4)「労働基準法で定める労働条件の基準は最低のものであるから、労働関係の当事者は、当事者間の合意がある場合を除き、こ…」と比べると、学習・制度・実務の観点で「最も問題がある」記述ではありません。
「最も適切でない」形式では、正しそうな肢が複数あることがあります。各肢の主語・客体・数字・期限・手続の順序が設問条件と合うかを確認し、最も不適切な一つだけを選びます。(2) 使用者は、労働者が労働時間中に、選挙権その他公民としての権利を行使し、又は公の職務を執行するために必要な時間を請求した場合においては、拒んではならない。ただし、権利の行使又は公の職務の執行に妨げがない限り、請求された時刻を変更することができる。
「使用者は、労働者が労働時間中に、選挙権その他公民としての権利を行使し、又は公の職務を執行するために必要な時間を請求した場合においては、拒んではならない。ただし、権利の行使又は公の職務の執行に妨げがない限り、請求された時刻を変更することができる。」は、一見もっともらしく見える場合がありますが、正答(4)「労働基準法で定める労働条件の基準は最低のものであるから、労働関係の当事者は、当事者間の合意がある場合を除き、こ…」と比べると、学習・制度・実務の観点で「最も問題がある」記述ではありません。
「最も適切でない」形式では、正しそうな肢が複数あることがあります。各肢の主語・客体・数字・期限・手続の順序が設問条件と合うかを確認し、最も不適切な一つだけを選びます。(3) 使用者は、暴行、脅迫、監禁その他精神又は身体の自由を不当に拘束する手段によって、労働者の意思に反して労働を強制してはならない。
強制労働は禁止される。 選択肢(3)「使用者は、暴行、脅迫、監禁その他精神又は身体の自由を不当に拘束する手段によって、労働者の意思に反して労働を強制してはならない。」は本問の正答(4)とは異なるため不適です。
学習のヒント
この問題で間違えた場合は、設問文の求め方(「正しいもの」「誤っているもの」「最も適切でないもの」)を最初に線引きしてください。正答・誤答それぞれについて、用語の定義と制度の前提を用語解説で確認し、復習リストや実践演習・一問一答と組み合わせて、同分野の過去問を解き直すと定着しやすくなります。
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