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平成22年度 第1回 · 実務上の知識及び能力

運行管理者試験 過去問 平成22年度 第1回 第27問(実務上の知識及び能力)

問題

事業用自動車の運転者の健康管理等に関する次の記述のうち、正しいものには「正」を、誤っているものには「誤」を記入しなさい。

選択肢

  1. (1) 常習的な飲酒運転の背景には、「アルコール依存症」という病気があるといわれているが、この病気は専門医による早期の治療をすることにより回復が可能とされており、一度回復すると飲酒しても再発することはないことから、アルコール依存症を回復した運転者に対しては、飲酒に関する指導を行う必要はない。
  2. (2) 漫然運転や居眠り運転の原因の一つとして、睡眠時無呼吸症候群と呼ばれている病気がある。この病気は、狭心症や心筋梗塞などの合併症を引き起こすおそれはないが、安全運転を続けていくためには早期の治療が不可欠であることから、運転者に対し睡眠時無呼吸症候群の症状などについて理解させるよう指導する必要がある。
  3. (3) かぜ薬や解熱剤には、眠気を誘う成分が含まれているものがあるので、乗務前にかぜ薬や解熱剤を服用する場合には、眠気を誘う成分が含まれていないものを選ぶよう運転者に対し指導することが必要である。
  4. (4) 近年、脳卒中や心臓病などに起因した運転中の突然死による事故が増加傾向にあるが、この脳卒中や心臓病などは病気の原因が生活習慣に関係していることから生活習慣病と呼ばれており、暴飲暴食や運動不足などの悪習慣が積み重なって発病するといわれているので、運転者に対し定期的な健康診断の結果に基づいて生活習慣の改善を図るなど適切な健康管理を行うことの重要性を理解させるよう指導する必要がある。

正答

正答は (正-3,4;誤-1,2) です。

解説

各記述の解説

  • (1)

    誤。アルコール依存症は回復後も再飲酒により再発するおそれがあり、継続的な飲酒指導が必要である。

  • (2)

    誤。睡眠時無呼吸症候群は狭心症や心筋梗塞などの合併症リスクもある。

  • (3)

    正。眠気を誘う成分を含む薬を避けるよう指導することは適切である。

  • (4)

    正。生活習慣病予防と健康診断結果に基づく健康管理の重要性を指導することは適切である。

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