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運行管理者試験 過去問 平成24年度 第2回 第28問(実務上の知識及び能力)
問題
最近、自動車に備えられてきた「衝突被害軽減ブレーキ」等に関する次の記述のうち、適切なものには「適」を、適切でないものには「不適」を記入しなさい。
選択肢
- (1) 事業用自動車の中には「衝突被害軽減ブレーキ」が備えられているものがあるが、当該ブレーキとは、レーダー等で検知した前方の車両等に衝突する危険性が高まった場合に運転者にブレーキ操作を行うよう促し、さらに衝突する可能性が高くなると自動的にブレーキが作動し、衝突による被害を軽減させるためのものである。当該ブレーキが備えられている自動車に乗務する運転者に対しては、当該ブレーキの機能等を理解させるとともに、追突事故を防止するための安全運転に努めるよう指導する必要がある。
- (2) 大型トラックの原動機に備えなければならない「速度抑制装置」とは、当該トラックが時速100キロメートルを超えて走行しないよう燃料の供給を調整し、かつ、自動車の速度の制御を円滑に行うためのものである。したがって、運行管理者はこの速度を考慮して運行の計画を立てる必要があり、運転者に対しては、速度抑制装置の機能等を理解させるとともに、追突事故の防止等安全運転に努めるよう指導する必要がある。
- (3) 「デジタル式運行記録計」は、アナログ式運行記録計と同様の瞬間速度、運行距離及び運行時間の記録に加え、広範な運行データを電子情報として記録することにより、急発進、急ブレーキ、速度超過時間等の運行データの収集が可能になることから、運転者の運転特性を把握し、運転者ごとの安全運転の指導に効果的に活用できる。また、各運転者の運行実績表、乗務記録などが、1日、週間、月間ごとに容易に作成できるものがあることから、運行管理者による労務管理の効率化にも有効である。
- (4) 「ドライブレコーダー」には、ヒヤリ・ハットの直前直後の映像だけでなく、運転者のブレーキ操作やハンドル操作などの運転状況を記録し、解析診断することで運転のクセ等を読み取ることができるものがあり、運行管理者が行う運転者の安全運転の指導に活用されている。
正答
正答は (適-1,3,4;不適-2) です。
解説
各記述の解説
(1) 適
適。自動車の速度が速くなるほど視野は狭くなり、近くの歩行者等を見落としやすくなる。
(2) 否
不適。速度抑制装置は、一定の大型貨物自動車について時速90キロメートルを超えて走行しないようにする装置であり、100キロメートルではない。
(3) 適
適。運行記録計の記録は、速度、運行距離、運行時間等の把握に有効である。
(4) 適
適。ドライブレコーダーの映像は、ヒヤリ・ハットや事故原因の分析、指導教育に活用できる。
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