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平成29年度 第1回 · 実務上の知識及び能力

運行管理者試験 過去問 平成29年度 第1回 第25問(実務上の知識及び能力)

問題

一般貨物自動車運送事業者が事業用自動車の運転者に対して行う指導・監督に関する次の記述のうち、適切なものには「適」を、適切でないものには「不適」を記入しなさい。なお、解答にあたっては、各選択肢に記載されている事項以外は考慮しないものとする。

選択肢

  1. (1) 時速36キロメートルで走行中の自動車の運転者が、前車との追突の危険を認知しブレーキ操作を行い、ブレーキが効きはじめるまでに要する空走時間を1秒間とし、ブレーキが効きはじめてから停止するまでに走る制動距離を8メートルとすると、当該自動車の停止距離は13メートルとなることを指導している。
  2. (2) 危険ドラッグ等の薬物を使用して運転した場合には、重大な事故を引き起こす危険性が高まり、その結果取り返しのつかない被害を生じることもあることから、運行管理者は、常日頃からこれらの薬物を使用しないよう、運転者等に対し強く指導している。
  3. (3) 大雨、大雪、土砂災害などの異常気象時の措置については、異常気象時等処理要領を作成し運転者全員に周知させておくとともに、運転者とも速やかに連絡がとれるよう緊急時における連絡体制を整えているので、事業用自動車の運行の中断、待避所の確保、徐行運転等の運転に関わることについてはすべて運転者の判断に任せ、中断、待避したときは報告するよう指導している。
  4. (4) 実際の事故事例やヒヤリハット事例のドライブレコーダー映像を活用して、事故前にどのような危険が潜んでいるか、それを回避するにはどのような運転をすべきかなどを運転者に考えさせる等、実事例に基づいた危険予知訓練を実施している。

正答

正答は (適-2,4;不適-1,3) です。

解説

各記述の解説

  • (1)

    不適。時速36キロメートルは秒速10メートルであり、空走時間1秒の空走距離は10メートルである。制動距離8メートルを加えた停止距離は18メートルで、13メートルではない。

  • (2)

    適。危険ドラッグ等の薬物使用は重大事故につながる危険が高く、使用しないよう強く指導することは適切である。

  • (3)

    不適。異常気象時の運行中断、待避、徐行等の判断をすべて運転者任せにするのは不適切である。運行管理者が状況を把握し、必要な指示を行う必要がある。

  • (4)

    適。ドライブレコーダー映像等を活用した危険予知訓練は、実践的な事故防止教育として適切である。

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