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20172年 · 労働基準法関係

運行管理者試験 過去問 20172年 第19問(労働基準法関係)

労働基準法及び労働安全衛生法の定める健康診断に関する次の記述のうち、誤っているものを1つ選びなさい。なお、解答にあたっては、各選択肢に記載されている事項以外は考慮しないものとする。

問題

労働基準法及び労働安全衛生法の定める健康診断に関する次の記述のうち、誤っているものを1つ選びなさい。なお、解答にあたっては、各選択肢に記載されている事項以外は考慮しないものとする。

選択肢

  1. (1) 事業者は、常時使用する労働者 ( 労働安全衛生規則 ( 以下 「 規則 」 という。) に定める深夜業を含む業務等に常時従事する労働者を除く。) に対し、1年以内ごとに1回、定期に、規則に定める項目について医師による健康診断を行わなければならない。また、この健康診断の結果に基づき、健康診断個人票を作成し、5年間保存しなければならない。
  2. (2) 事業者は、健康診断の結果 ( 当該健康診断の項目に異常の所見があると診断された労働者に係るものに限る。) に基づき、当該労働者の健康を保持するために必要な措置について、規則で定めるところにより、医師又は歯科医師の意見を聴かなければならない。
  3. (3) 事業者は、事業者が行う健康診断を受けた労働者から請求があった場合に限り、当該労働者に対し、規則で定めるところにより、当該健康診断の結果を通知するものとする。
  4. (4) 事業者は、その労働時間の状況その他の事項が労働者の健康の保持を考慮して規則第52条の2で定める要件に該当する労働者からの申出があったときは、遅滞なく、当該労働者に対し、規則で定めるところにより、医師による面接指導を行わなければならない。

正答

正答は (3) です。

解説

1.事業者は、常時使用する労働者に対し、定期健康診断を行わなければならない。2.健康診断の結果に基づき、医師等から意見を聴く必要がある。3.健康診断の結果は、労働者に通知しなければならない。労働者から請求があった場合に限るものではない。4.健康診断個人票の作成・保存に関する記述として正しい。労働安全衛生法。

正解の理由

健康診断の結果は、労働者に通知しなければならない。労働者から請求があった場合に限るものではない。

(3) 事業者は、事業者が行う健康診断を受けた労働者から請求があった場合に限り、当該労働者に対し、規則で定めるところにより、当該健康診断の結果を通知するものとする。

他の選択肢

  • (1) 事業者は、常時使用する労働者 ( 労働安全衛生規則 ( 以下 「 規則 」 という。) に定める深夜業を含む業務等に常時従事する労働者を除く。) に対し、1年以内ごとに1回、定期に、規則に定める項目について医師による健康診断を行わなければならない。また、この健康診断の結果に基づき、健康診断個人票を作成し、5年間保存しなければならない。

    「事業者は、常時使用する労働者 ( 労働安全衛生規則 ( 以下 「 規則 」 という。) に定める深夜業を含む業務等に常時従事する労働者を除く。) に対し、1年以内ごとに1回、定期に、規則に定める項目について医師による健康診断を行わなければならない。また、この健康診断の結果に基づき、健康診断個人票を作成し、5年間保存しなければならない。」は、一見もっともらしく見える場合がありますが、正答(3)「事業者は、事業者が行う健康診断を受けた労働者から請求があった場合に限り、当該労働者に対し、規則で定めるところに…」と比べると、学習・制度・実務の観点で「最も問題がある」記述ではありません。

    「最も適切でない」形式では、正しそうな肢が複数あることがあります。各肢の主語・客体・数字・期限・手続の順序が設問条件と合うかを確認し、最も不適切な一つだけを選びます。

  • (2) 事業者は、健康診断の結果 ( 当該健康診断の項目に異常の所見があると診断された労働者に係るものに限る。) に基づき、当該労働者の健康を保持するために必要な措置について、規則で定めるところにより、医師又は歯科医師の意見を聴かなければならない。

    健康診断の結果に基づき、医師等から意見を聴く必要がある。 選択肢(2)「事業者は、健康診断の結果 ( 当該健康診断の項目に異常の所見があると診断された労働者に係るものに限る。) に基づき、当該労働者の健康を保持するた…」は本問の正答(3)とは異なるため不適です。

  • (4) 事業者は、その労働時間の状況その他の事項が労働者の健康の保持を考慮して規則第52条の2で定める要件に該当する労働者からの申出があったときは、遅滞なく、当該労働者に対し、規則で定めるところにより、医師による面接指導を行わなければならない。

    (4)「事業者は、その労働時間の状況その他の事項が労働者の健康の保持を考慮して規則第52条の2で定める要件に該当する労働者からの申出があったときは、遅滞なく、当該労働者…」は、単独の記述としては法令上妥当な場合がありますが、本問で選ぶべき正答は(3)「事業者は、事業者が行う健康診断を受けた労働者から請求があった場合に限り、当該労働者に対し、規則で定めるところにより、当該健康診断の結果を通知するものとする。」です。問題文の条件(労働基準法及び労働安全衛生法の定める健康診断に関する次の記述のうち、誤っているものを1つ選びなさ…)と照らし、設問が問う論点に合う肢を選び直してください。

学習のヒント

この問題で間違えた場合は、設問文の求め方(「正しいもの」「誤っているもの」「最も適切でないもの」)を最初に線引きしてください。正答・誤答それぞれについて、用語の定義と制度の前提を用語解説で確認し、復習リストや実践演習・一問一答と組み合わせて、同分野の過去問を解き直すと定着しやすくなります。

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