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運行管理者試験 過去問 平成29年度 第2回 第26問(実務上の知識及び能力)
問題
事業用自動車の運転者の健康管理及び就業における判断・対処に関する次の記述のうち、適切なものには 「 適 」 を、適切でないものには 「 不適 」 を記入しなさい。なお、解答にあたっては、各選択肢に記載されている事項以外は考慮しないものとする。
選択肢
- (1) 事業者は、運転者が医師の診察を受ける際は、自身が職業運転者で勤務時間が不規則であることを伝え、薬を処方されたときは、服薬のタイミングと運転に支障を及ぼす副作用の有無について確認するよう指導している。
- (2) 事業者は、法令により定められた健康診断を実施することが義務づけられているが、運転者が自ら受けた健康診断 ( 人間ドックなど ) であっても法令で必要な定期健康診断の項目を充足している場合は、法定健診として代用することができる。
- (3) 事業者は、健康診断の結果、運転者に心疾患の前兆となる症状がみられたので、当該運転者に医師の診断を受けさせた。その結果、医師より 「 直ちに入院治療の必要はないが、より軽度な勤務において経過観察することが必要」との所見が出されたが、繁忙期であったことから、運行管理者の判断で従来と同様の乗務を続けさせた。
- (4) 漫然運転や居眠り運転の原因の一つとして、睡眠時無呼吸症候群 (SAS) と呼ばれている病気がある。安全運転を確保するためには、この病気の早期発見が重要であることから、事業者は、運転者に対し雇い入れ時、その後は定期的に医療機器による SAS スクリーニング検査を実施している。
正答
正答は (適-1,2,4;不適-3) です。
解説
各記述の解説
(1) 適
適。健康診断結果に基づき、医師の意見を聴き、必要な就業上の措置を検討することは適切である。
(2) 適
適。脳血管疾患や心臓疾患等の兆候について理解させ、異常を感じた場合に申告・受診させる指導は重要である。
(3) 否
不適。医師から軽減勤務等が必要とされたにもかかわらず、繁忙を理由に従来どおり乗務させることは不適切である。
(4) 適
適。睡眠時無呼吸症候群等のスクリーニング検査や治療につなげる取組は、事故防止上有効である。
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