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20181年 · 貨物自動車運送事業法関係

運行管理者試験 過去問 20181年 第6問(貨物自動車運送事業法関係)

一般貨物自動車運送事業者(以下 「 事業者 」 という。)の過労運転の防止等に関する貨物自動車運送事業輸送安全規則等の規定についての次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。

問題

一般貨物自動車運送事業者(以下 「 事業者 」 という。)の過労運転の防止等に関する貨物自動車運送事業輸送安全規則等の規定についての次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。

選択肢

  1. (1) 事業者は、事業計画に従い業務を行うに必要な員数の事業用自動車の運転者(以下 「 運転者 」という。)を常時選任しておかなければならず、この場合、選任する運転者は、日々雇い入れられる者、3ヵ月以内の期間を定めて使用される者又は試みの使用期間中の者(14日を超えて引き続き使用されるに至った者を除く。)であってはならない。
  2. (2) 運転者が一の運行における最初の勤務を開始してから最後の勤務を終了するまでの時間(ただし、「 自動車運転者の労働時間等の改善のための基準 」(労働省告示)の規定において厚生労働省労働基準局長が定めることとされている自動車運転者がフェリーに乗船する場合における休息期間を除く。)は、168時間を超えてはならない。
  3. (3) 事業者は、乗務員の身体に保有するアルコールの程度が、道路交通法施行令第44条の3(アルコールの程度)に規定する呼気中のアルコール濃度1リットルにつき
  4. (4) 15ミリグラム以下であれば事業用自動車に乗務させてもよい。
  5. (5) 特別積合せ貨物運送を行う事業者は、当該特別積合せ貨物運送に係る運行系統であって起点から終点までの距離が100キロメートルを超えるものごとに、所定の事項について事業用自動車の乗務に関する基準を定め、かつ、当該基準の遵守について乗務員に対する適切な指導及び監督を行わなければならない。

正答

正答は (4) です。

解説

1.選任してはならない者は、日々雇い入れられる者、2ヵ月以内の期間を定めて使用される者、試みの使用期間中の者等である。「3ヵ月以内」ではない。2.一の運行の最初の勤務開始から最後の勤務終了までの時間は144時間を超えてはならない。「168時間」ではない。3.酒気を帯びた状態にある者を乗務させてはならない。呼気中アルコール濃度が0.15mg以下なら乗務可という

正解の理由

特別積合せ貨物運送で起点から終点まで100キロメートルを超える運行系統ごとに、乗務基準を定め指導監督を行う。安全規則第3条。

(4) 15ミリグラム以下であれば事業用自動車に乗務させてもよい。

他の選択肢

  • (1) 事業者は、事業計画に従い業務を行うに必要な員数の事業用自動車の運転者(以下 「 運転者 」という。)を常時選任しておかなければならず、この場合、選任する運転者は、日々雇い入れられる者、3ヵ月以内の期間を定めて使用される者又は試みの使用期間中の者(14日を超えて引き続き使用されるに至った者を除く。)であってはならない。

    この肢は「事業者は、事業計画に従い業務を行うに必要な員数の事業用自動車の運転者(以下 「 運転者 」という。)を常時選任しておかなければならず、この場合、選任する運転者は、日々雇い入れられる者、3ヵ月以内の期間を定めて使用される者又は試みの使用期間中の者(14日を超えて引き続き使用されるに至った者を除く。)であってはならない。」と述べていますが、貨物自動車運送事業法関係の基準では正しい記述ではありません。

    正答(4)「15ミリグラム以下であれば事業用自動車に乗務させてもよい。」は、制度・手続・学習法のいずれかの観点で適切な内容です。

    正答の論点と照らすと、この肢は「事業者は、事業計画に従い業務を行うに必要な員数の事業用自動車の運転者(以下 「…」という断定のどこかが設問の前提と矛盾します。主語・客体・数字・期限・「毎年/常に/不要」などの限定語をチェックしてください。

  • (2) 運転者が一の運行における最初の勤務を開始してから最後の勤務を終了するまでの時間(ただし、「 自動車運転者の労働時間等の改善のための基準 」(労働省告示)の規定において厚生労働省労働基準局長が定めることとされている自動車運転者がフェリーに乗船する場合における休息期間を除く。)は、168時間を超えてはならない。

    この肢は「運転者が一の運行における最初の勤務を開始してから最後の勤務を終了するまでの時間(ただし、「 自動車運転者の労働時間等の改善のための基準 」(労働省告示)の規定において厚生労働省労働基準局長が定めることとされている自動車運転者がフェリーに乗船する場合における休息期間を除く。)は、168時間を超えてはならない。」と述べていますが、貨物自動車運送事業法関係の基準では正しい記述ではありません。

    正答(4)「15ミリグラム以下であれば事業用自動車に乗務させてもよい。」は、制度・手続・学習法のいずれかの観点で適切な内容です。

    正答の論点と照らすと、この肢は「運転者が一の運行における最初の勤務を開始してから最後の勤務を終了するまでの時間…」という断定のどこかが設問の前提と矛盾します。主語・客体・数字・期限・「毎年/常に/不要」などの限定語をチェックしてください。

  • (3) 事業者は、乗務員の身体に保有するアルコールの程度が、道路交通法施行令第44条の3(アルコールの程度)に規定する呼気中のアルコール濃度1リットルにつき

    この肢は「事業者は、乗務員の身体に保有するアルコールの程度が、道路交通法施行令第44条の3(アルコールの程度)に規定する呼気中のアルコール濃度1リットルにつき」と述べていますが、貨物自動車運送事業法関係の基準では正しい記述ではありません。

    正答(4)「15ミリグラム以下であれば事業用自動車に乗務させてもよい。」は、制度・手続・学習法のいずれかの観点で適切な内容です。

    正答の論点と照らすと、この肢は「事業者は、乗務員の身体に保有するアルコールの程度が、道路交通法施行令第44条の…」という断定のどこかが設問の前提と矛盾します。主語・客体・数字・期限・「毎年/常に/不要」などの限定語をチェックしてください。

  • (5) 特別積合せ貨物運送を行う事業者は、当該特別積合せ貨物運送に係る運行系統であって起点から終点までの距離が100キロメートルを超えるものごとに、所定の事項について事業用自動車の乗務に関する基準を定め、かつ、当該基準の遵守について乗務員に対する適切な指導及び監督を行わなければならない。

    解説では「1.選任してはならない者は、日々雇い入れられる者、2ヵ月以内の期間を定めて使用される者、試みの使用期間中の者等である。」とある一方、(5)の記述はそれと矛盾します。 解説の要点:1.選任してはならない者は、日々雇い入れられる者、2ヵ月以内の期間を定めて使用される者、試みの使用期間中の者等である。「3ヵ月以内」ではない。2.一の運行の最初の勤務開始から最後の勤務終了までの時間は144時間を超えてはならない。「168時間」ではない。3.酒気を帯びた状態にある… 正答(4)との違いを確認し直してください。

学習のヒント

この問題で間違えた場合は、設問文の求め方(「正しいもの」「誤っているもの」「最も適切でないもの」)を最初に線引きしてください。正答・誤答それぞれについて、用語の定義と制度の前提を用語解説で確認し、復習リストや実践演習・一問一答と組み合わせて、同分野の過去問を解き直すと定着しやすくなります。

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