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20092年 · 貨物自動車運送事業法関係

運行管理者試験 過去問 20092年 第3問(貨物自動車運送事業法関係)

一般貨物自動車運送事業者(以下「事業者」という。)の過積載の防止等に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

問題

一般貨物自動車運送事業者(以下「事業者」という。)の過積載の防止等に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

選択肢

  1. (1) 事業者は、過積載による運送の引受け、過積載による運送を前提とする事業用自動車の運行計画の作成及び事業用自動車の運転者その他の従業員に対する過積載による運送の指示をしてはならない。
  2. (2) 事業者は、貨物を積載するときは、偏荷重が生じないように積載しなければならない。また、貨物が運搬中に荷崩れ等により落下することを防止するため、必要な措置を講じなければならない。
  3. (3) 事業者は、過積載による運送の防止について、運転者その他の従業員に対する適切な指導及び監督を怠ってはならない。
  4. (4) 国土交通大臣は、事業者が過積載による運送を行ったことにより、貨物自動車運送事業法の規定による処分をする場合において、過積載による運送が荷主の指示に基づき行われたことが明らかであると認められるときは、当該荷主に対しても、過積載による運送の再発防止を図るため適当な措置を執るべきことを命令することができる。

正答

正答は (4) です。

解説

1.過積載による運送の引受け、過積載前提の運行計画、過積載指示は禁止される。2.偏荷重防止、荷崩れ・落下防止措置は必要である。3.過積載防止について運転者等への指導監督を怠ってはならない。4.荷主に対して行えるのは、再発防止のため適当な措置をとるべきことの勧告であり、命令とする点が誤りである。

正解の理由

荷主に対して行えるのは、再発防止のため適当な措置をとるべきことの勧告であり、命令とする点が誤りである。

(4) 国土交通大臣は、事業者が過積載による運送を行ったことにより、貨物自動車運送事業法の規定による処分をする場合において、過積載による運送が荷主の指示に基づき行われたことが明らかであると認められるときは、当該荷主に対しても、過積載による運送の再発防止を図るため適当な措置を執るべきことを命令することができる。

他の選択肢

  • (1) 事業者は、過積載による運送の引受け、過積載による運送を前提とする事業用自動車の運行計画の作成及び事業用自動車の運転者その他の従業員に対する過積載による運送の指示をしてはならない。

    「事業者は、過積載による運送の引受け、過積載による運送を前提とする事業用自動車の運行計画の作成及び事業用自動車の運転者その他の従業員に対する過積載による運送の指示をしてはならない。」は、一見もっともらしく見える場合がありますが、正答(4)「国土交通大臣は、事業者が過積載による運送を行ったことにより、貨物自動車運送事業法の規定による処分をする場合にお…」と比べると、学習・制度・実務の観点で「最も問題がある」記述ではありません。

    「最も適切でない」形式では、正しそうな肢が複数あることがあります。各肢の主語・客体・数字・期限・手続の順序が設問条件と合うかを確認し、最も不適切な一つだけを選びます。

  • (2) 事業者は、貨物を積載するときは、偏荷重が生じないように積載しなければならない。また、貨物が運搬中に荷崩れ等により落下することを防止するため、必要な措置を講じなければならない。

    偏荷重防止、荷崩れ・落下防止措置は必要である。 選択肢(2)「事業者は、貨物を積載するときは、偏荷重が生じないように積載しなければならない。また、貨物が運搬中に荷崩れ等により落下することを防止するため、必要…」は本問の正答(4)とは異なるため不適です。

  • (3) 事業者は、過積載による運送の防止について、運転者その他の従業員に対する適切な指導及び監督を怠ってはならない。

    過積載防止について運転者等への指導監督を怠ってはならない。 選択肢(3)「事業者は、過積載による運送の防止について、運転者その他の従業員に対する適切な指導及び監督を怠ってはならない。」は本問の正答(4)とは異なるため不適です。

学習のヒント

この問題で間違えた場合は、設問文の求め方(「正しいもの」「誤っているもの」「最も適切でないもの」)を最初に線引きしてください。正答・誤答それぞれについて、用語の定義と制度の前提を用語解説で確認し、復習リストや実践演習・一問一答と組み合わせて、同分野の過去問を解き直すと定着しやすくなります。

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