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20092年 · 実務上の知識及び能力

運行管理者試験 過去問 20092年 第25問(実務上の知識及び能力)

事業用自動車の運転者が営業運転中に重大な交通事故を引き起こした場合の行政処分等に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

問題

事業用自動車の運転者が営業運転中に重大な交通事故を引き起こした場合の行政処分等に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

選択肢

  1. (1) 当該運転者は、飲酒運転など故意又は過失による事故では民法により被害者側から不法行為責任で訴えられる場合がある。
  2. (2) 当該運転者の使用者は、民法により被害者側から使用者責任を問われる場合がある。
  3. (3) 当該運転者の使用者は、貨物自動車運送事業法に基づき、事業の停止等の行政処分を受ける場合があり、また、運行管理者については運行管理者資格者証の返納を命じられる場合もある。
  4. (4) 当該運転者の使用者は、道路運送車両法に基づき、被害者に対する損害賠償の責任を負うことになり、また、荷主から運送契約を破棄される等の社会的な制裁を受ける場合もある。

正答

正答は (4) です。

解説

1.運転者が故意・過失により事故を起こした場合、不法行為責任を問われることがある。2.使用者は民法上の使用者責任を問われる場合がある。3.事業者は貨物自動車運送事業法に基づく行政処分を受け、運行管理者資格者証の返納命令がされる場合もある。4.損害賠償責任は道路運送車両法に基づくものではなく、民法等に基づく。道路運送車両法とする点が誤りである。

正解の理由

損害賠償責任は道路運送車両法に基づくものではなく、民法等に基づく。道路運送車両法とする点が誤りである。

(4) 当該運転者の使用者は、道路運送車両法に基づき、被害者に対する損害賠償の責任を負うことになり、また、荷主から運送契約を破棄される等の社会的な制裁を受ける場合もある。

他の選択肢

  • (1) 当該運転者は、飲酒運転など故意又は過失による事故では民法により被害者側から不法行為責任で訴えられる場合がある。

    「当該運転者は、飲酒運転など故意又は過失による事故では民法により被害者側から不法行為責任で訴えられる場合がある。」は、一見もっともらしく見える場合がありますが、正答(4)「当該運転者の使用者は、道路運送車両法に基づき、被害者に対する損害賠償の責任を負うことになり、また、荷主から運送…」と比べると、学習・制度・実務の観点で「最も問題がある」記述ではありません。

    「最も適切でない」形式では、正しそうな肢が複数あることがあります。各肢の主語・客体・数字・期限・手続の順序が設問条件と合うかを確認し、最も不適切な一つだけを選びます。

  • (2) 当該運転者の使用者は、民法により被害者側から使用者責任を問われる場合がある。

    使用者は民法上の使用者責任を問われる場合がある。 選択肢(2)「当該運転者の使用者は、民法により被害者側から使用者責任を問われる場合がある。」は本問の正答(4)とは異なるため不適です。

  • (3) 当該運転者の使用者は、貨物自動車運送事業法に基づき、事業の停止等の行政処分を受ける場合があり、また、運行管理者については運行管理者資格者証の返納を命じられる場合もある。

    「当該運転者の使用者は、貨物自動車運送事業法に基づき、事業の停止等の行政処分を受ける場合があり、また、運行管理者については運行管理者資格者証の返納を命じられる場合もある。」は、一見もっともらしく見える場合がありますが、正答(4)「当該運転者の使用者は、道路運送車両法に基づき、被害者に対する損害賠償の責任を負うことになり、また、荷主から運送…」と比べると、学習・制度・実務の観点で「最も問題がある」記述ではありません。

    「最も適切でない」形式では、正しそうな肢が複数あることがあります。各肢の主語・客体・数字・期限・手続の順序が設問条件と合うかを確認し、最も不適切な一つだけを選びます。

学習のヒント

この問題で間違えた場合は、設問文の求め方(「正しいもの」「誤っているもの」「最も適切でないもの」)を最初に線引きしてください。正答・誤答それぞれについて、用語の定義と制度の前提を用語解説で確認し、復習リストや実践演習・一問一答と組み合わせて、同分野の過去問を解き直すと定着しやすくなります。

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