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20101年 · 労働基準法関係

運行管理者試験 過去問 20101年 第21問(労働基準法関係)

賃金及び就業規則に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

問題

賃金及び就業規則に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

選択肢

  1. (1) 賃金は、臨時に支払われる賃金、賞与その他これに準ずるもので厚生労働省令で定める賃金を除き、毎月1回以上、一定の期日を定めて支払わなければならない。
  2. (2) 使用者は、労働者が出産、疾病、災害その他厚生労働省令で定める非常の場合の費用に充てるために請求する場合においては、支払期日前であっても、既往の労働に対する賃金を支払わなければならない。
  3. (3) 常時5人以上の労働者を使用する使用者は、始業及び終業の時刻、休憩時間、休日、休暇に関する事項等法令で定める事項について就業規則を作成し、行政官庁に届け出なければならない。
  4. (4) 就業規則で、労働者に対して減給の制裁を定める場合においては、その減給は、1回の額が平均賃金の1日分の半額を超え、総額が1賃金支払期における賃金の総額の10分の1を超えてはならない。

正答

正答は (3) です。

解説

1.賃金は原則として毎月1回以上、一定期日に支払う必要がある。2.非常時払では、既往の労働に対する賃金を支払う必要がある。3.就業規則の作成・届出義務は、常時10人以上の労働者を使用する場合である。5人以上とする点が誤りである。4.減給制裁の限度は、1回平均賃金1日分の半額以内、総額は一賃金支払期の賃金総額の10分の1以内である。

正解の理由

就業規則の作成・届出義務は、常時10人以上の労働者を使用する場合である。5人以上とする点が誤りである。

(3) 常時5人以上の労働者を使用する使用者は、始業及び終業の時刻、休憩時間、休日、休暇に関する事項等法令で定める事項について就業規則を作成し、行政官庁に届け出なければならない。

他の選択肢

  • (1) 賃金は、臨時に支払われる賃金、賞与その他これに準ずるもので厚生労働省令で定める賃金を除き、毎月1回以上、一定の期日を定めて支払わなければならない。

    賃金は原則として毎月1回以上、一定期日に支払う必要がある。 選択肢(1)「賃金は、臨時に支払われる賃金、賞与その他これに準ずるもので厚生労働省令で定める賃金を除き、毎月1回以上、一定の期日を定めて支払わなければならない…」は本問の正答(3)とは異なるため不適です。

  • (2) 使用者は、労働者が出産、疾病、災害その他厚生労働省令で定める非常の場合の費用に充てるために請求する場合においては、支払期日前であっても、既往の労働に対する賃金を支払わなければならない。

    非常時払では、既往の労働に対する賃金を支払う必要がある。 選択肢(2)「使用者は、労働者が出産、疾病、災害その他厚生労働省令で定める非常の場合の費用に充てるために請求する場合においては、支払期日前であっても、既往の労…」は本問の正答(3)とは異なるため不適です。

  • (4) 就業規則で、労働者に対して減給の制裁を定める場合においては、その減給は、1回の額が平均賃金の1日分の半額を超え、総額が1賃金支払期における賃金の総額の10分の1を超えてはならない。

    「就業規則で、労働者に対して減給の制裁を定める場合においては、その減給は、1回の額が平均賃金の1日分の半額を超え、総額が1賃金支払期における賃金の総額の10分の1を超えてはならない。」は、一見もっともらしく見える場合がありますが、正答(3)「常時5人以上の労働者を使用する使用者は、始業及び終業の時刻、休憩時間、休日、休暇に関する事項等法令で定める事項…」と比べると、学習・制度・実務の観点で「最も問題がある」記述ではありません。

    「最も適切でない」形式では、正しそうな肢が複数あることがあります。各肢の主語・客体・数字・期限・手続の順序が設問条件と合うかを確認し、最も不適切な一つだけを選びます。

学習のヒント

この問題で間違えた場合は、設問文の求め方(「正しいもの」「誤っているもの」「最も適切でないもの」)を最初に線引きしてください。正答・誤答それぞれについて、用語の定義と制度の前提を用語解説で確認し、復習リストや実践演習・一問一答と組み合わせて、同分野の過去問を解き直すと定着しやすくなります。

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