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20172年 · 貨物自動車運送事業法関係

運行管理者試験 過去問 20172年 第6問(貨物自動車運送事業法関係)

一般貨物自動車運送事業者 ( 以下 「 事業者 」 という。) の過労運転の防止についての法令の定めに関する次の記述のうち、誤っているものを1つ選びなさい。なお、解答にあたっては、各選択肢に記載されている事項以外は考慮しないものとする。

問題

一般貨物自動車運送事業者 ( 以下 「 事業者 」 という。) の過労運転の防止についての法令の定めに関する次の記述のうち、誤っているものを1つ選びなさい。なお、解答にあたっては、各選択肢に記載されている事項以外は考慮しないものとする。

選択肢

  1. (1) 事業者は、運転者及び事業用自動車の運転の補助に従事する従業員 ( 以下 「 乗務員 」 という。)が有効に利用することができるように、休憩に必要な施設を整備し、及び乗務員に睡眠を与える必要がある場合にあっては睡眠に必要な施設を整備し、並びにこれらの施設を適切に管理し、及び保守しなければならない。
  2. (2) 事業者は、事業計画に従い業務を行うに必要な員数の事業用自動車の運転者 ( 以下 「 運転者 」という。) を常時選任しておかなければならず、この場合、選任する運転者は、日々雇い入れられる者、3ヵ月以内の期間を定めて使用される者又は試みの使用期間中の者 (14日を超えて引き続き使用されるに至った者を除く。) であってはならない。
  3. (3) 事業者は、運転者が長距離運転又は夜間の運転に従事する場合であって、疲労等により安全な運転を継続することができないおそれがあるときは、あらかじめ、当該運転者と交替するための運転者を配置しておかなければならない。
  4. (4) 特別積合せ貨物運送を行う事業者は、当該特別積合せ貨物運送に係る運行系統であって起点から終点までの距離が100キロメートルを超えるものごとに、所定の事項について事業用自動車の乗務に関する基準を定め、かつ、当該基準の遵守について乗務員に対する適切な指導及び監督を行わなければならない。

正答

正答は (2) です。

解説

1.運転者として常時選任しておくことができる者の範囲に関する記述として正しい。2.日々雇い入れられる者、2ヵ月以内の期間を定めて使用される者、試みの使用期間中の者等は選任してはならない。設問の「3ヵ月以内」は誤りである。3.乗務員が酒気を帯びた状態にあるときは、乗務させてはならない。4.特別積合せ貨物運送で100キロメートルを超える運行系統ごとに、乗務基準を

正解の理由

日々雇い入れられる者、2ヵ月以内の期間を定めて使用される者、試みの使用期間中の者等は選任してはならない。設問の「3ヵ月以内」は誤りである。

(2) 事業者は、事業計画に従い業務を行うに必要な員数の事業用自動車の運転者 ( 以下 「 運転者 」という。) を常時選任しておかなければならず、この場合、選任する運転者は、日々雇い入れられる者、3ヵ月以内の期間を定めて使用される者又は試みの使用期間中の者 (14日を超えて引き続き使用されるに至った者を除く。) であってはならない。

他の選択肢

  • (1) 事業者は、運転者及び事業用自動車の運転の補助に従事する従業員 ( 以下 「 乗務員 」 という。)が有効に利用することができるように、休憩に必要な施設を整備し、及び乗務員に睡眠を与える必要がある場合にあっては睡眠に必要な施設を整備し、並びにこれらの施設を適切に管理し、及び保守しなければならない。

    (1)「事業者は、運転者及び事業用自動車の運転の補助に従事する従業員 ( 以下 「 乗務員 」 という。)が有効に利用することができるように、休憩に必要な施設を整備し、…」は、単独の記述としては法令上妥当な場合がありますが、本問で選ぶべき正答は(2)「事業者は、事業計画に従い業務を行うに必要な員数の事業用自動車の運転者 ( 以下 「 運転者 」という。) を常時選任しておかなければならず、この場合、選任する運…」です。問題文の条件(一般貨物自動車運送事業者 ( 以下 「 事業者 」 という。) の過労運転の防止についての法令の…)と照らし、設問が問う論点に合う肢を選び直してください。

  • (3) 事業者は、運転者が長距離運転又は夜間の運転に従事する場合であって、疲労等により安全な運転を継続することができないおそれがあるときは、あらかじめ、当該運転者と交替するための運転者を配置しておかなければならない。

    乗務員が酒気を帯びた状態にあるときは、乗務させてはならない。 選択肢(3)「事業者は、運転者が長距離運転又は夜間の運転に従事する場合であって、疲労等により安全な運転を継続することができないおそれがあるときは、あらかじめ、…」は本問の正答(2)とは異なるため不適です。

  • (4) 特別積合せ貨物運送を行う事業者は、当該特別積合せ貨物運送に係る運行系統であって起点から終点までの距離が100キロメートルを超えるものごとに、所定の事項について事業用自動車の乗務に関する基準を定め、かつ、当該基準の遵守について乗務員に対する適切な指導及び監督を行わなければならない。

    「特別積合せ貨物運送を行う事業者は、当該特別積合せ貨物運送に係る運行系統であって起点から終点までの距離が100キロメートルを超えるものごとに、所定の事項について事業用自動車の乗務に関する基準を定め、かつ、当該基準の遵守について乗務員に対する適切な指導及び監督を行わなければならない。」は、一見もっともらしく見える場合がありますが、正答(2)「事業者は、事業計画に従い業務を行うに必要な員数の事業用自動車の運転者 ( 以下 「 運転者 」という。) を常…」と比べると、学習・制度・実務の観点で「最も問題がある」記述ではありません。

    「最も適切でない」形式では、正しそうな肢が複数あることがあります。各肢の主語・客体・数字・期限・手続の順序が設問条件と合うかを確認し、最も不適切な一つだけを選びます。

学習のヒント

この問題で間違えた場合は、設問文の求め方(「正しいもの」「誤っているもの」「最も適切でないもの」)を最初に線引きしてください。正答・誤答それぞれについて、用語の定義と制度の前提を用語解説で確認し、復習リストや実践演習・一問一答と組み合わせて、同分野の過去問を解き直すと定着しやすくなります。

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