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平成30年度 第1回 · 実務上の知識及び能力

運行管理者試験 過去問 平成30年度 第1回 第28問(実務上の知識及び能力)

問題

交通事故防止対策に関する次の記述のうち、適切なものには 「 適 」 を、適切でないものには 「 不適 」 を記入しなさい。なお、解答にあたっては、各選択肢に記載されている事項以外は考慮しないものとする。

選択肢

  1. (1) 適性診断は、運転者の運転能力、運転態度及び性格等を客観的に把握し、運転の適性を判定することにより、運転に適さない者を運転者として選任しないようにするためのものであり、ヒューマンエラーによる交通事故の発生を未然に防止するための有効な手段となっている。
  2. (2) ドライブレコーダーは、事故時の映像だけでなく、運転者のブレーキ操作やハンドル操作などの運転状況を記録し、解析することにより運転のクセ等を読み取ることができるものがあり、運行管理者が行う運転者の安全運転の指導に活用されている。
  3. (3) 平成28年中の自動車乗車中死者の状況をみると、シートベルト非着用時の致死率は、着用時の致死率の10倍以上となっている。他方、自動車乗車中死者のシートベルト非着用者の割合は、全体の約40%を占めていることから、シートベルトの確実な着用は死亡事故防止の有効な手段となっている。
  4. (4) 交通事故の多くは、見かけ上運転者の運転操作ミスや交通違反等の人的要因によって発生しているが、その背景には、運転操作を誤ったり、交通違反せざるを得なかったりすることに繋がる背景要因が潜んでいることが少なくない。したがって、事業用自動車による事故防止を着実に推進するためには、事故の背景にある運行管理その他の要因を総合的に調査・分析することが重要である。

正答

正答は (適-2,3,4;不適-1) です。

解説

各記述の解説

  • (1)

    不適。適性診断は運転者の特性を把握し指導に活用するものであり、運転に適さない者を一律に選任しないようにするためのものではない。

  • (2)

    適。ドライブレコーダーの映像や運転操作の記録は、安全運転指導に活用できる。

  • (3)

    適。シートベルト非着用時の致死率は着用時より著しく高く、確実な着用は死亡事故防止に有効である。

  • (4)

    適。事故の背景要因を含め、運行管理その他の要因を総合的に調査・分析することが重要である。

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