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20182年 · 労働基準法関係

運行管理者試験 過去問 20182年 第21問(労働基準法関係)

「 自動車運転者の労働時間等の改善のための基準 」(以下 「 改善基準告示 」 という。)において定める貨物自動車運送事業に従事する自動車運転者(「 以下、トラック運転者 」 という。)の拘束時間及び運転時間等に関する次の記述のうち、正しいものを2つ選びなさい。ただし、1人乗務で、隔日勤務には就いていない場合とする。なお、解答にあたっては、各選択肢に記載されている事項以外は考慮しないものとする。

問題

「 自動車運転者の労働時間等の改善のための基準 」(以下 「 改善基準告示 」 という。)において定める貨物自動車運送事業に従事する自動車運転者(「 以下、トラック運転者 」 という。)の拘束時間及び運転時間等に関する次の記述のうち、正しいものを2つ選びなさい。ただし、1人乗務で、隔日勤務には就いていない場合とする。なお、解答にあたっては、各選択肢に記載されている事項以外は考慮しないものとする。

選択肢

  1. (1) 使用者は、トラック運転者の1日(始業時刻から起算して24時間をいう。)についての拘束時間については、13時間を超えないものとし、当該拘束時間を延長する場合であっても、最大拘束時間は、16時間とすること。この場合において、1日についての拘束時間が13時間を超える回数は、1週間について2回以内とすること。
  2. (2) 使用者は、トラック運転者の休息期間については、当該トラック運転者の住所地における休息期間がそれ以外の場所における休息期間より長くなるように努めるものとする。
  3. (3) 使用者は、トラック運転者に労働基準法第35条の休日に労働させる場合は、当該労働させる休日は2週間について1回を超えないものとし、当該休日の労働によって改善基準告示第4条第1項に定める拘束時間及び最大拘束時間の限度を超えないものとする。
  4. (4) 使用者は、トラック運転者の連続運転時間(1回が連続5分以上で、かつ、合計が30分以上の運転の中断をすることなく連続して運転する時間をいう。) は、4時間を超えないものとすること。

正答

正答は (2,3) です。

解説

正解の理由

1.1日についての拘束時間は原則13時間、最大16時間であるが、1週間について2回以内とされるのは「15時間を超える回数」である。「13時間を超える回数」ではない。改善基準告示第4条。2.休息期間は、住所地における休息期間がそれ以外の場所における休息期間より長くなるよう努める。改善基準告示第4条。3.休日労働は2週間について1回を超えず、拘束時間等の限度を超えないものとする。改善基準告示第4条。4.連続運転時間の中断は、1回につき連続10分以上、合計30分以上必要である。「連続5分以上」ではない。改善基準告示第4条。

(2,3) 使用者は、トラック運転者の休息期間については、当該トラック運転者の住所地における休息期間がそれ以外の場所における休息期間より長くなるように努めるものとする。

他の選択肢

  • (1) 使用者は、トラック運転者の1日(始業時刻から起算して24時間をいう。)についての拘束時間については、13時間を超えないものとし、当該拘束時間を延長する場合であっても、最大拘束時間は、16時間とすること。この場合において、1日についての拘束時間が13時間を超える回数は、1週間について2回以内とすること。

    この肢は「使用者は、トラック運転者の1日(始業時刻から起算して24時間をいう。)についての拘束時間については、13時間を超えないものとし、当該拘束時間を延長する場合であっても、最大拘束時間は、16時間とすること。この場合において、1日についての拘束時間が13時間を超える回数は、1週間について2回以内とすること。」と述べていますが、労働基準法関係の基準では正しい記述ではありません。

    正答(2,3)「使用者は、トラック運転者の休息期間については、当該トラック運転者の住所地における休息期間がそれ以外の場所におけ…」は、制度・手続・学習法のいずれかの観点で適切な内容です。

    正答の論点と照らすと、この肢は「使用者は、トラック運転者の1日(始業時刻から起算して24時間をいう。)について…」という断定のどこかが設問の前提と矛盾します。主語・客体・数字・期限・「毎年/常に/不要」などの限定語をチェックしてください。

  • (2) 使用者は、トラック運転者の休息期間については、当該トラック運転者の住所地における休息期間がそれ以外の場所における休息期間より長くなるように努めるものとする。

    この肢は「使用者は、トラック運転者の休息期間については、当該トラック運転者の住所地における休息期間がそれ以外の場所における休息期間より長くなるように努めるものとする。」と述べていますが、労働基準法関係の基準では正しい記述ではありません。

    正答(2,3)「使用者は、トラック運転者の休息期間については、当該トラック運転者の住所地における休息期間がそれ以外の場所におけ…」は、制度・手続・学習法のいずれかの観点で適切な内容です。

    正答の論点と照らすと、この肢は「使用者は、トラック運転者の休息期間については、当該トラック運転者の住所地におけ…」という断定のどこかが設問の前提と矛盾します。主語・客体・数字・期限・「毎年/常に/不要」などの限定語をチェックしてください。

  • (3) 使用者は、トラック運転者に労働基準法第35条の休日に労働させる場合は、当該労働させる休日は2週間について1回を超えないものとし、当該休日の労働によって改善基準告示第4条第1項に定める拘束時間及び最大拘束時間の限度を超えないものとする。

    この肢は「使用者は、トラック運転者に労働基準法第35条の休日に労働させる場合は、当該労働させる休日は2週間について1回を超えないものとし、当該休日の労働によって改善基準告示第4条第1項に定める拘束時間及び最大拘束時間の限度を超えないものとする。」と述べていますが、労働基準法関係の基準では正しい記述ではありません。

    正答(2,3)「使用者は、トラック運転者の休息期間については、当該トラック運転者の住所地における休息期間がそれ以外の場所におけ…」は、制度・手続・学習法のいずれかの観点で適切な内容です。

    正答の論点と照らすと、この肢は「使用者は、トラック運転者に労働基準法第35条の休日に労働させる場合は、当該労働…」という断定のどこかが設問の前提と矛盾します。主語・客体・数字・期限・「毎年/常に/不要」などの限定語をチェックしてください。

  • (4) 使用者は、トラック運転者の連続運転時間(1回が連続5分以上で、かつ、合計が30分以上の運転の中断をすることなく連続して運転する時間をいう。) は、4時間を超えないものとすること。

    この肢は「使用者は、トラック運転者の連続運転時間(1回が連続5分以上で、かつ、合計が30分以上の運転の中断をすることなく連続して運転する時間をいう。) は、4時間を超えないものとすること。」と述べていますが、労働基準法関係の基準では正しい記述ではありません。

    正答(2,3)「使用者は、トラック運転者の休息期間については、当該トラック運転者の住所地における休息期間がそれ以外の場所におけ…」は、制度・手続・学習法のいずれかの観点で適切な内容です。

    正答の論点と照らすと、この肢は「使用者は、トラック運転者の連続運転時間(1回が連続5分以上で、かつ、合計が30…」という断定のどこかが設問の前提と矛盾します。主語・客体・数字・期限・「毎年/常に/不要」などの限定語をチェックしてください。

学習のヒント

この問題で間違えた場合は、設問文の求め方(「正しいもの」「誤っているもの」「最も適切でないもの」)を最初に線引きしてください。正答・誤答それぞれについて、用語の定義と制度の前提を用語解説で確認し、復習リストや実践演習・一問一答と組み合わせて、同分野の過去問を解き直すと定着しやすくなります。

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